外出時の紫外線対策、しっかりと行っていますか?

男は日焼け止めなんて必要ないという方もいますが、日焼け止めクリームは、肌を焼かないためだけに塗るのではありません。肌を美しく、健康に保つためにも、日焼け止めクリームをこまめに塗る習慣はとても重要なんですよ。

紫外線対策をおこたると、数年後・数十年後の肌に大きなダメージが生まれてしまいます。

なぜ日焼け止めが必要なのか、紫外線を避けなければいけない理由とは何なのか、紫外線を徹底的に避けるためにはどうすればいいのか…、もっと詳しく学んでいきましょう!

紫外線対策をしないことで起こる肌のトラブルとは

日焼け止めクリームを塗らずに外へ出ると、紫外線は肌へと吸収され、次のようなトラブルを引き起こします。

シミ、そばかす

紫外線に当たると、肌内部ではメラノサイトという組織が“メラニン色素”をつくります。メラニンと聞くと、美肌の敵!と捉えられてしまいがちですが、実はそうではありません。体の中に紫外線が入り込まないようにブロックしてくれる、言ってみればボディーガードのような存在なんですよ。

そしてメラニン色素は健康な肌であれば代謝が行われて、体外へ排出されるようになっています。ところが肌の代謝機能が低下していたり、紫外線に長時間当たってしまうと、メラニン色素が肌の内側に蓄積されてシミやそばかすとなってしまいます。

老化

紫外線は肌の内側にまで届いて、コラーゲンなどを破壊してしまいます。コラーゲンは肌に弾力を与え、ハリを保つ重要な成分。そのコラーゲンが減ると肌にシワやたるみができやすくなります。

また紫外線に当たると肌に活性酸素が発生します。活性酸素は細胞の老化を早め、さまざまな肌トラブルを招きます。

乾燥

紫外線は、肌表面に存在する角質間細胞や天然保湿因子の働きを弱めます。角質間細胞とは細胞同士を結び付けている物質のことで、うるおいが外に蒸発するのを防ぐ働きをしています。

また天然保湿因子も水分を蓄えてキープする大切な役割を持った物質です。これらの働きが弱まることによって、肌内部の水分量が減り、乾燥が強まります。

皮膚ガンや感染症のリスクを高める

紫外線は細胞の遺伝子を傷つけてしまいます。通常は自然と回復するようにできていますが、紫外線に長時間当たったり大量に浴びるとうまく修復が行われなくなる場合があり、それによって皮膚ガンを発症する可能性があります。

また細胞が傷つくと免疫機能も弱まるため、ウイルスなどによる感染症もかかりやすくなります。

日焼け止めクリームの使い方のポイント

紫外線対策をしないと、多くのトラブルに繋がるということはお分かりいただけたと思います。では紫外線のダメージを受けないためにはどうしたらいいのか、日焼け止めクリームを使う時のポイントを見ていきましょう!

・ムラにならないように塗る
日焼け止めクリームはやや多めに塗るのがコツ。つける量が少ないとムラになって部分的に紫外線の影響を受けてしまいます。

・3~4時間に1回塗りなおす
日焼け止めクリームは一度塗っただけでは効果が持続しません。肌から分泌される皮脂や汗で落ちて、効果が弱まってしまいます。3~4時間に1回塗り直すようにしましょう。

・まぶたや小鼻は指先で馴染ませるように塗る
塗り忘れしやすいのがまぶたや小鼻。指の先で軽くポンポンと抑えるようにクリームを馴染ませていきます。他の部分は指の腹を使って、顔の中心から外側に向かって伸ばし馴染ませていきましょう。

日焼け止めクリームの選び方

日焼け止めにもいろいろ種類があって、どれを選べばいいかよく分からない…そんな経験をした人も多いのではないでしょうか。自分に合った紫外線対策をするために、日焼け止めクリームの選び方を知っておきましょう!

SPFとPAに注目!

日焼け止めクリームのパッケージには必ずSPFとPAの表記があります。これらはどれくらい紫外線がカットできるかの基準値となりますので、見方を覚えておきましょう。

・SPF
肌の炎症を引き起こし赤くする“UVB”という紫外線をカットする基準です。数値が大きいほど紫外線効果は高くなります。日本では“50+”が最大です。

・PA
肌を黒くする“PA”という紫外線をカットする基準です。PA+~PA++++まであり、“+”の数が多いほど紫外線カット効果も高くなります。

日焼け止めの落ちやすさにも注目

日焼け止めクリームは大きく分けると“水ベース”のものと“油ベース”のものの2つがあります。それぞれメリット・デメリットがあり、どちらが合っているかも人によって違ってきます。

水ベースの日焼け止め

成分表示の一番初めに水が書いてある日焼け止め。汗や水に弱いという欠点がありますが、その分肌に残りにくく、簡単に落とせるため肌に負担をかけません。

肌が弱い、ニキビができやすい、家の中やちょっとした外出に使用する、という場合に向いています。

油ベースの日焼け止め

主にシリコンオイルが使われた日焼け止め。いわゆるウォータープルーフのものです。

肌に残りやすく、落とすときは丁寧にクレンジングする必要がありますが、その分汗や水に強く、運動している時や汗を掻きやすい夏場でも効果をしっかりと発揮してくれます。

自分に合った日焼け止めで紫外線対策を!

紫外線対策を怠ると肌にダメージが少しずつ蓄積され、さまざまな肌トラブルに繋がります。そうならないように、自分のライフスタイルに合った日焼け止めクリームでしっかりと紫外線対策をしていきましょう!