美容オイル

美容オイルはスキンケアの効果をより高めてくれると今注目のアイテムです。

男性が美容オイルを手に取る機会はあまりないかもしれませんが、肌のトラブルを防ぐ効果や、美しく健康な肌をつくる効果は高いので、男性も美容オイルについて知っていて損はありません。

美容オイルとはどんなものなのか、どんな役割を持っているのか、ここでは美容オイルの基礎知識を学んでいきましょう。

美容オイルって何?

美容オイルとは、スキンケアに使われるオイルのことをいいます。オイルの種類にもさまざまなものがありますが、

主に、

  1. 植物からとれるオイル
  2. 動物からとれるオイル
  3. 石油から作られるオイル

の3つに分けられます。

植物からとれるオイル

美容オイルの中でも特に種類が多いのが植物からとれるオイル。ほとんどのものが、果実や、その中にある種子から抽出されます。

私たちの食生活になじみの深いオリーブオイルやコーンオイルも、植物オイルの仲間です。

植物性の美容オイルには次のようなものが挙げられます。

  • アルガンオイル
  • アボカドオイル
  • アーモンドオイル
  • グレープシードオイル
  • ココナッツオイル
  • 米ぬかオイル
  • 椿オイル
  • ホホバオイル(厳密にいうとワックス類)
  • マカダミアナッツオイル
  • マルラオイル
  • ローズヒップオイル

また、ボディクリームなどによく配合されているシアバターも、実はシアの果実からとれた植物オイルの一種。常温では固形のため、オイルではなくバターという呼ばれ方をします。

動物からとれるオイル

美容オイルの中には少数ですが動物性のオイルもあります。

日本人になじみのある動物性オイルと言えば馬油(ばーゆ)です。馬からとれた油と聞くと肌に良いイメージは湧かないかもしれませんが、人の肌から分泌される皮脂に最も近い油脂と言われており、低刺激で肌馴染みがとても良いんですよ。

他にも深海魚からとれるオレンジラフィーオイルや、エミューという鳥からとれるエミューオイルなども挙げられます。

石油から作られるオイル

鉱物油、いわゆる石油から不純物を取り除きつくられるのがミネラルオイルです。

石油由来と聞くとなんだか悪い物のように感じてしまいますが、国内で使用されるミネラルオイルは高度に精製されてつくられるため安全性が高く、安定した油と言われています。

分子量が大きく肌に浸透しづらいため、ミネラルオイル自体にスキンケア効果はありませんが、伸びが良くテクスチャーが軽く安定性が高いため、化粧品などの材料として多く使われています。

美容オイルの役割

肌のうるおいをキープする

洗顔の後は化粧水で水分を与えますが、それだけだと、せっかく肌の内側に浸透させた水分も、再び肌の外に蒸発してしまいます。これは洗顔後だけではなく、普段の生活でも言えることです。肌のバリアする機能が弱まっていると、肌の内側にある水分がどんどん肌の外へ逃げてしまいます。美容オイルには、この水分を閉じ込める役割があります。肌表面に適度な油膜を張ることで、うるおいが蒸発するのを防ぐことができます。

肌のダメージを減らす

肌は常に外気にさらされています。そのため、空気中の細菌やホコリのダメージを受けやすいのです。美容オイルは、それらの刺激から肌を守る役割もしてくれます。また髪や衣服などの摩擦による刺激も軽減してくれます。

肌に栄養を与える

美容オイルには、油分以外の成分を含んでいるものが多くあります。例えばアンチエイジング効果の高いビタミンEやビタミンC、ポリフェノールなどです。美容オイルをつけることで、保湿だけではなくこれらの栄養素も肌に浸透させることができます。

皮脂の分泌を抑える

肌は乾燥していると、それを防ぐために皮脂を多く分泌するようになります。皮脂は特にTゾーンから多く分泌されます。鼻やおでこがテカりやすいのはそのためです。また、たくさん分泌された皮脂はニキビや毛穴の開きの原因にもなります。美容オイルは肌に適度な油分を与え保湿し、皮脂の過剰分泌を抑えてそれらのトラブルを防ぎます。

美容オイルの正しいつけ方

①手のひらに適量とる
美容オイルのつけ過ぎは肌トラブルやべたつきの原因になりますので、あまり多くとり過ぎないことがポイント。1~2プッシュ、あるいは2~3滴を目安にとりましょう。

②両手に馴染ませる
オイルを両手で軽く擦り合わせ、両手のひら全体に馴染ませます。

③顔に馴染ませる
顔の中心から外側に向かって手を滑らせ、優しく馴染ませます(テカリが気になる部分は控えめに)。最後に手で顔を覆うようにして軽く押さえます。

美容オイルをつけるタイミング

「美容オイルって、どのタイミングでつけるものなの?」と疑問に思ったことがある人は多いのではないでしょうか。美容オイルは基本的にスキンケアの一番最後でつけます。

化粧水、美容液、美容オイルの順ですね。

他にも、洗顔後すぐにつければ化粧水の浸透を良くするブースターとして使うことができますし、化粧水に少量混ぜることで保湿力をより高くすることができます。美容オイル一つで、様々なシーンのケアができるのです。

美容オイルを使う時はここに注意!

美容オイルをスキンケアの最後に保湿目的で取り入れる場合は、乳液を省略しましょう。

反対に、乳液をつける場合は美容オイルを控えること。どちらも油分が含まれており、合わせて使うと肌の油分が多くなりすぎます。

油分は美肌に大切なものですが、多すぎるとトラブルに…。適度な量を心がけましょう。