女性だけではなく、男性にも多いニキビの悩み。

薬で治してはまたできる…を繰り返している人も多いのでは?

確かに対策をとることも大切ですが、ニキビのできない肌質になるためには、ニキビができてしまっている原因を理解することが大切です。

そこでここでは、なぜニキビができてしまうのか?思春期にできるニキビと大人になってからできるニキビの違いとは?などを詳しくご説明していきます。

ニキビができるメカニズム

ニキビができてしまう大きな原因となるのが皮脂です。

毛穴が古い角質(肌表面にある表皮)や汚れなどによってふさがれてしまい、そこに皮脂が溜まって排出できなくなることでニキビとなってしまいます。

初期段階では白っぽい小さな膨らみ程度ですが、毛穴の中に炎症が起きてしまうと赤ニキビとなり、痛みや膿が発生する場合もあります。

皮脂とは?

皮脂とは肌から分泌される油分のことです。汗と混じって、肌表面に油膜を張ることが皮脂の役割。

この天然の油膜ができるおかげで、肌の内側の水分が蒸発するのを防ぐことができます。また、空気中の細菌やホコリ、髪や衣類などによる摩擦などの刺激から肌を守る役割もしてくれます。

この皮脂がつくられ分泌されるのは皮脂腺という場所です。皮脂腺は毛穴に通じています。つまり皮脂が肌の表面に分泌されるのは実質毛穴から、ということになります。

そのため毛穴がふさがれてしまうと出口がなくなり、皮脂は毛穴内に溜まってニキビになってしまうのです。

男性は皮脂が多い?

男性は女性と比べると皮脂の分泌が多い傾向にあります。個人差もありますが、その量は女性の約3倍とも言われています。

また、特徴的なのが皮脂の分泌が活発になる時期。女性は20~30代で皮脂の分泌のピークを迎えますが、その後は徐々に低下していきます。対して男性は、10~50代までほぼ一定の量で皮脂が分泌される性質があります。男性の肌にテカりやべたつきが起こりやすいのはこのためです。

男性の皮脂が多くなる原因は多々ありますが、特に“男性ホルモン”が大きく影響しています。男性ホルモンであるテストステロンには、皮脂腺を発達させ、皮脂の分泌を増やす働きがあります。

思春期ニキビと大人ニキビの違いとは?

ニキビができる直接の原因は“皮脂の詰まり”ですが、思春期にできるニキビと大人になってからできるニキビには、少し違った特徴があります。それぞれどんなものなのか、詳しくチェックしていきましょう!

思春期ニキビの特徴

思春期ニキビは10代によく見られるニキビのことです。

10代は体を成長させるための成長ホルモンや男性ホルモンの分泌が活発になります。それらが皮脂腺を刺激することで皮脂が増え、ニキビができやすくなるのです。

皮脂腺が多い鼻やおでこといったTゾーンにできやすいのが特徴。また頬に多くできることもあります。健康な体であれば誰にでも起きる症状で、成長期を過ぎホルモンバランスが整ってくると自然と治まってくるケースが多いのも特徴です。

大人ニキビの特徴

大人になってからニキビにはたくさんの原因が考えられ、それらが重なってできることが多いのが特徴です。考えられる原因には、次のようなものが挙げられます。

  • 食生活の乱れ
  • 睡眠不足
  • ストレス
  • スキンケア不足

大人になってからのニキビは乾燥しやすい口周りや顎、頬など、Uゾーンと呼ばれる場所にできやすいのが特徴です。

ニキビを予防・改善するための対策

洗顔

皮脂の毛穴詰まりを防ぐためにも、余分な皮脂は洗顔で落としましょう。

皮脂は油ですので、ただの水でははじいてしまってなかなか落ちません。洗顔フォームや石けんなど、洗浄成分が入った洗顔料を使って洗顔しましょう。男性用の洗顔料は皮脂の除去力に優れているので、テカりやニキビが出やすい人にはおすすめです。

洗う時はゴシゴシ擦らないように注意!肌や、できてしまったニキビに刺激を与えてしまいます。洗顔料をしっかりと泡立てて優しく洗いましょう。

ピーリング

ピーリングとは、肌の表面にある古い角質を除去するためのケアのこと。

古い角質が溜まっていると、それが毛穴をふさぎやすくなり、ニキビもできやすくなります。また肌のざらつきやくすみにも繋がります。市販のピーリング剤などで、定期的に角質ケアをしていきましょう!

ピーリング効果のある成分が配合された洗顔料を取り入れるのもおすすめですよ。ただし、角質を取り過ぎると肌荒れしやすくなるので注意。毎日ではなく週に1回程度にしておきましょう。

保湿

大人ニキビに悩む人は特に保湿が大切になってきます。なぜなら肌のうるおいが皮脂を軽減してくれるからです。

皮脂の本来の働きの一つに、肌の水分量を保つことが挙げられます。そのため肌が乾燥すると、肌はうるおい不足と判断して皮脂が過剰に分泌するようになります。大人ニキビが乾燥しやすいUゾーンに現れるのはこのためです。

洗顔やシェービングの後の肌は特に乾燥している状態ですから、化粧水などでしっかりとうるおいを補給するようにしましょう。ニキビが悪化している人は薬用化粧水がおすすめ。保湿をしながら、ニキビの炎症を抑えることができます。

乳液には油分が多く含まれています。ニキビやテカりが気になる部分は控えめに、または乾燥が気になる部分だけつけるようにしましょう。

睡眠をしっかりとる

ニキビの原因となる古い角質が剥がれるのも、肌で起きている炎症が修復されるのも、肌の代謝が活発になる寝ている間です。睡眠時間が少ないと、その代謝も十分におこなわれなくなり、ニキビができやすく、できてしまったニキビの治りも悪くなってしまいます。

肌の代謝が特に活発になるのは夜10時~翌2時までの間です。その時間帯には質の良い睡眠をとっていられるよう心がけましょう。

食生活を改善する

食事の質は皮脂の分泌に大きく影響します。脂っこい食事や甘いものをたくさん食べた翌日に、ニキビができていた!なんて経験ありませんか?

脂質の多い食事は皮脂の量を増やしてしまうため、取り過ぎるとニキビができやすくなってしまいます。ニキビが多い、またできやすい人はなるべく控えましょう。

また男性にありがちなのがビタミン不足。ビタミン類には、肌を健康に保つ、皮脂の分泌をコントロールする、などの働きがあります。野菜やフルーツ、大豆製品などを積極的に食事に取り入れていきましょう。

ストレス対策をする

ストレスを感じると、ホルモンバランスが乱れ、皮脂を増やす男性ホルモンが増えてしまいます。また、男性ホルモンには肌を固くさせて毛穴を小さくしてしまう働きも…。

その結果、皮脂が詰まりやすくなってニキビが増えてしまいます。ストレスはなるべくこまめに発散するようにしましょう。

ニキビの原因&対策 まとめ

ニキビができてしまう原因は過剰に分泌される皮脂と毛穴をふさいでしまう古い角質や汚れです。

ニキビの対策ではこれらを除去すること、そして増やさないことを意識しましょう。生活習慣に気をつけながら正しいスキンケアを続けていくことが、ニキビのない清潔な肌にするためのポイントです。

男性は特に生活リズムが乱れがち、そしてスキンケアに無頓着な人が多いです。

外食を減らす、メンズの化粧品をチェックしてみるなど…できる対策から取り入れてみてくださいね。